さかもと歯科医院コラム記事

【さかもと歯科医院】口腔乾燥を引き起こす服用薬剤について

口腔乾燥症

こんにちは 四日市市 歯医者 さかもと歯科医院です。

よく口腔内のお悩みで口が乾燥するということを聞きます。

唾液の量は通常一日で約1~1.5リットル分泌されているといいとされます。

唾液には抗菌作用や、粘膜保護、緩衝作用、消化作用など体にとって良いとされる作用があります。

ですが年齢やストレスにより唾液の分泌量が低下し、口が乾燥することがあります。

また服用しているお薬の副作用により唾液量が低下することもあります。

どのようなお薬が影響するのでしょうか?

口腔乾燥に関する副作用のあるお薬

現在600種類以上はあるのですが、それだけではなく、高齢者は数種類のお薬を服用している場合が多く、数が多いだけその分副作用も多くなります。

治療薬/製品名

抗精神病薬/ハルシオン、レンドルミン

抗うつ薬/デジレル、トリプタノール

利尿薬/アルダクトン、フルイトラン

高血圧治療薬/アムロジン、アダラート

気管支拡張剤/スピロペント、メプチン

抗ヒスタミン薬/アレジオン、レスタミン

日本の薬の4割以上に口腔乾燥の副作用が報告されています。

だからといって自己判断でのお薬を中断したりはせずに担当医に必ず相談してくださいね。

お薬の減量は困難であることも多く、現実的には対処療法の唾液腺マッサージや、保湿剤の使用などに頼ることが多いです。

ですが、理由もわからず苦しい毎日を送るよりは、QOLの維持向上や日常の不安に対してもアプローチできると思いますので、ご自身のお薬にどのような副作用があるのかは確認して損はなさそうです。

そして口腔乾燥=味覚異常や摂食嚥下障害の誘因となっていることが多いのでお食事も飲み込みやすいものに変える等、管理栄養士に相談したり食事形態にも工夫が必要です。

水分摂取、ガムを噛んだり、はちみつを塗布したり生活全般での改善を行いあきらめずに対処していきましょう。

その他、虫歯治療、インプラント、定期検診、などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。

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