さかもと歯科医院コラム記事

【さかもと歯科医院】口腔内のホメオスタシス(恒常性)とは

虫歯治療

数ある歯医者の中からさかもと歯科医院を選んでいただきありがとうございます。

早速ですが、ホメオスタシスという言葉を聞いたことがありますでしょうか。

ホメオスタシスとは体中にある細胞の細胞外液の温度や各成分の濃度が正常範囲に保たれ、内部環境が一定に保ち続けようとする傾向のことを言います。

例えますと、普段わたしたちが、周りが騒がしい環境で集中できなくなるように、体中の細胞も同じ気持ちになります。その時私達はどうするでしょうか。イヤホンで音楽を聞いて周りをの音を遮断したり、静かな場所に移動したり行動を起こしますよね。

細胞も気温や湿度、風邪などのウイルスに感染したりなどが原因で身体の中の環境が変わると、身体の中を安定させるために色々と調整しだします。

例えば血液量を増やし老廃物を排出するデトックス効果を高めたり、熱があるときには発汗し熱を下げたりなどです。私達が無意識のうちに身体は常にいい状態を一定にしようと頑張ってくれています。

お口の中も食事を摂るたびにphが低下し、細菌にとって好環境になり悪さをし始めます。

ですが、お口の中の唾液により、phが中性となり元のよい状態に戻そうとします。

ここでお菓子やジュースのダラダラ食いをしようとすると、お口の中のphが低下し続け細菌にとって良い環境が続き、歯周病やう蝕の原因となるばかりでなく糖尿病の悪化、肥満などの原因ともなります。

病気とは多くの場合、このホメオスタシスが破綻した状態に起こります。膿が出たり出血したりは、細胞たちのSOSです。身代わりになって細胞が死滅したり、細胞分裂し新たに生まれ変わったりしていきます。

体中の細胞は37兆2000個あると言われています。私達を健康に維持してくれているこの細胞たちを大切にしていきましょう。

それ以外にも虫歯治療、インプラント、定期検診、インビザライン矯正などお電話、メールでもお問い合わせ下さい。

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